行動規範インシデント報告ガイドライン

行動規範インシデントの可能性があるものの報告の仕方

カーペントリーズのワークショップ、対面イベント、またはオンラインイベントやコミュニケーションチャンネルのいずれかに参加していて、誰かが身の危険にさらされていると思われた場合は、ワークショップの主催者、インストラクター、または別のコミュニティメンバーに依頼し、適切な緊急対応要員(警察、危機ホットラインなど)に連絡してください。カーペントリーズのワークショップや対面イベントの前に、イベント主催者は緊急連絡先番号と現地での手順を決める必要があります。

カーペントリーズのイベント中またはカーペントリーズのオンラインスペースで誰かが行動規範に違反したと思われる場合は、報告してください。インシデントがカーペントリーズの管理下にある場所で起こったかどうかわからない場合でも、インシデントを報告するようお願いします。行動規範インシデントレポートフォームの全ての項目に記入し、レポートを提出することをお勧めします。フォームは匿名で記入することも、連絡先情報を含めることもできます。

行動規範インシデントレポートを提出する

行動規範委員会は、すべてのインシデントレポートを真剣に受け止め、施行ガイドラインに従ってすべてのレポートをレビューします。レポートはレビューを保証しますが、必ずしも何らかのアクションが行われるわけではありません。

代替の連絡先

他の方法でお問い合わせをご希望の場合は、coc@carpentries.org 宛てのeメールがすべての行動規範委員会のメンバーの目に入るようになっています。行動規範委員会への報告に不安がある場合は、カーペントリーズの指定オンブズマンである Cam Macdonell に confidential@carpentries.org でインシデントを報告することもできます。

カーペントリーズのエグゼクティブディレクター (Kari L. Jordan) には、電話 +1-407-476-6131 または eメール kariljordan@carpentries.org で連絡できます。

守秘義務

匿名でインシデントを報告することを歓迎します。ただし、インシデントレポートの進捗状況について誰かにフォローアップしてもらうことを望まれる場合は、連絡先情報を提供していただく必要があります。

すべての報告は秘密に保たれ、その詳細は行動規範委員会のメンバーとのみ共有されます。行動規範委員会のメンバーが報告に関与している場合、メンバーは進行中の会話から身を引くように求められ、施行の決定がなされた後は報告にアクセスできなくなります。解決措置には、行動規範委員会からのそのメンバーの削除も含まれる場合があります。

まれに、行動規範委員会がコミュニティメンバーのメンバーシップを一時的に止める場合があります。このような場合、コミュニティへの将来の危害を防ぐために、執行評議会とカーペントリーズコアチームに通知され、カーペントリーズコアチームの即時対応チェックリストが採用されます。

一部のインシデントは1対1のやり取りで発生し、詳細は匿名化されていますが、報告された人は誰が報告したかを推測できる場合があります。報復や個人の安全について懸念がある場合は、レポートでそれらの懸念を注記してください。コミュニティメンバーの安全を守りながらサポートできるように、インシデントを報告することをお勧めします。匿名化されたいくつかのレポートをある行動のパターンにまとめ、そのパターンに対して措置を取る場合もあり得ます。

行動規範委員会は、インシデントとそれに対して取られた措置について公の声明を出すべきであると決定する場合があります。その場合、すべてのレポーターと被報告者の身元は、それらの個人が行動規範委員会に別段の指示をしない限り、秘密にされます。

レポートデータ

レポートは最小限の詳細で匿名で提出できます。あなたが詳細を書けない場合でも、我々はインシデントが発生したものとしてそれを意識します。ですが、私たちが行動できる範囲は、あなたから提供される情報の量に依ります。

コミュニティメンバーがカーペントリーズコミュニティへの参加を一時的に止められた場合、インシデントに関する情報が関連するカーペントリーズの担当者に伝達される場合があります。その場合、期間限定停止チェックリストが用いられます。

レポーターのフォローアップ

行動規範インシデントレポートフォームの手順に従ってレビューとフォローアップを行います。